「ほののん」でも「ほのチン」でもなく、やっぱり「ほのか」 | フーテンの横チン

「ほののん」でも「ほのチン」でもなく、やっぱり「ほのか」


2016・2・21~愛媛・松山市~
 やっぱり、慣れた呼び方がいいね。えのはうす周辺であった「春までまてない!ハウスでどろんこLiveのあとは、近くの河原で食べる愛の葉手づくり弁当~ぶらりアグリ散歩~」。実はある「決心」をしてイベントに参加していた。昨年8月に出会ってからこれまでずっと、萌景のことを「ほのか」と呼び捨てしていたが、違った呼び方をしてみたいと考えていた。気分転換をしてみよう。そんな思いからだった。
 以前、ツイッターでアンケートを取った。「自分は声が低くて、こもった話し方をするので、女性に威圧感があると言われる傾向がある…。でも、萌景には、そう思われたくない!いつも『ほのか』と呼び捨てにしているけど、どう呼ぶのがベスト?」という内容。①ほのか②ほのかちゃん③ほのちゃん④ほののん、の4択。「ほののん」というのは冗談のつもりで選択肢に入れたんだけど、まさかの「ほののん」が最多得票。「ほのかちゃん」「ほのちゃん」が次点で「ほのか」が最下位。自分としては意外な結果だった。

 昨年末、萌景を傷つけてしまった。年明けに頭を下げて謝って許してもらった時、萌景に「あの時、めっちゃ怖かった…」と言われてしまった。その時、普通に話していたつもりなんだけどね…。まあ、客観的に見れば、自分はいつも怒っているような顔をしていて、色は黒いし、ヒゲも濃い。おまけに、声が低くて、こもったしゃべり方をするから、14歳の女の子からしたら、お父さんとか先生に怒られているような感覚に陥らせてしまったのかもしれない。そんな反省もあって「変わらなきゃ」という気持ちになった。そのきっかけとして、萌景の呼び方を変えてみようかなって思ったのだ。

 昔から、女性を呼び捨てにするのが苦手だった。カノジョは別だけど、学生時代からずっと、年上や同い年はもちろん、年下の女性にも「さん」づけをしていた。アイドル音痴だった自分が初めてファンになった元AiCuneの村田和佳音も「あかねちゃん」と呼んでいた。周りのファンは「あかね」と呼び捨てにしていたが、自分にはできなかった。彼女が昨年3月に卒業することが発表されたくらいからかな、やっと呼び捨てできるようになったのは。そうなるのに半年もかかった。
 でも、萌景は最初から「ほのか」だったんだよね。自分のなかで、萌景と和佳音は全然、タイプが違って見えたからかもしれない。和佳音はまさに「アイドル」になるために生まれてきた女の子という感じで、近くで話していても、なんとなく別次元にいる存在のように感じていた。一方で、萌景は「近所で歩いているような女の子」。和佳音とはいい意味で、距離感が違った。近くに感じられた。顔をくしゃくしゃにする人懐っこそうな笑顔に親しみを感じ、なぜだか分からないけど「ほのか」と当たり前のように呼んでいた。

 もちろん、いまでも呼び捨てで呼んでいる。だから、そう簡単には「ほののん」なんて呼べない。実はこの日にあった散歩で、萌景に聞いてみようと思っていたことのひとつ。てっきり、散歩は2人でできると勝手に思い込んでいた。2人きりなら「ほののん」と呼ぶことができそうだと思っていた。それ以外にも、いろんなことを彼女に伝えたいと思っていたが、実際は集団での散歩。だから、こういう個人的な話はできなかった。それに、走らされたしね…ww

 ゲームをした後、みんながチェキを撮っている間にも、SNSのアンケートにも答えてもらった周りのファンに「勇気を出して、呼んでみたらどうですか?」と言われたけど、そう言われれば言われるほど、消極的になる自分がいた。そんな時、美紀ちゃんがテーブルにやってきた。いつも、いろんなアドバイスをもらっているメンバーの1人。そうだ、美紀ちゃんの意見も聞いてみよう。その場で、橋川先生との即席の「三者面談」が始まった。

美紀 「横チン、最近は萌景とはどうですか~?」
横チン「う~ん、分かりません!」
美紀 「分からんのか~い!」

いきなり回答できない。情けない…。

横チン「先生、あのですね、きょうから萌景のことを『ほののん』と呼ぼうと思っているんですけど、どうですかね?」
美紀 「ほののん?いいんじゃない?かわいいやん。呼んでみたら?」
横チン「でも、これまでずっと呼び捨てにしていたから、言いにくいんですよ…」
美紀 「横チン、あなたが好きなのは誰ですか?」
横チン「大★$△しゃんです」
美紀 「えっ、何言っているか分からない」
横チン「大本萌景さんです!」
美紀 「なら、勇気を出して言ってみたら」
横チン「そうですね…」
美紀 「ところで、横チンはなんで、美紀推しをやめたんですか?」
横チン「いやいや、ちゃいますよ~。先生、勘違いしていますよ~」
美紀 「どういうふうに?」
横チン「愛の葉のイベントに来ていたけど、萌景に会うまで、推しはいなかったんですよ」
美紀 「知っていますよ~。和佳音ちゃんのファンだったんでしょ?」
横チン「はい。なんで知っているんですか?」
美紀 「何でも知っていますよ」

怖い…ww途中で話が脱線したが、橋川先生に話を聞いてもらって、勇気が出た感じがした。先生、ありがとうございました!

 美紀ちゃんに背中を押してもらい、周りのファンにも「頑張ってください」と声をかけられた。まあ、頑張るわ…。「ちゃんと見ていますからね」。そうプレッシャーをかけられるなか、チェキに名前を書き終えた萌景がチェキを持ってきた。

萌景 「はい、横チンさ~ん。きれいに撮れているよ~」
横チン「あのさあ、チェキを配り終わったら、あとで来てよ。ちょっと話があるからさ」
萌景 「また説教?」
横チン「ちゃうわ!説教なんてしたことないやん」
萌景 「wwww 冗談だよ。じゃあ、あとでね」
横チン「うん」

 これで、逃げられなくなった。自分で自分を追い込んだ。呼ぶしかないな…。しかし、説教って…。やっぱり、そんなふうに取られているのかな…。

 数分後、萌景がやってきた。41歳のオッサン、14歳の女の子に勇気を出して言ってみた。

萌景 「な~に?」
横チン「あのさ、いまから萌景の呼び方を変えてみよっかなあって思っとるんよ~」
萌景 「えっ、どういうふうに?」
横チン「あのさ…」
萌景 「何?」
横チン「『ほののん』って呼ぼうかな~って」
萌景 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!!!」
横チン「かわいいやん。イヤ?」
萌景 「イヤだーーーーーーー!!!!!!!!」

予想通り、いや予想以上の拒否反応だった。

萌景 「なんで?ほのかでいいやん」
横チン「ツイッターでね、アンケートを取ったんよ」
萌景 「うん」
横チン「オレって、声が低くて、こもった話し方をするやんか~」
萌景 「そうやね」
横チン「前に、萌景に怖いって言われたこともあったしさ。萌景にはそんなふうに思われたくないから、イメチェンしようと思っとるんよ」
萌景 「うん」
横チン「それで、萌景のことを何て呼んだらいいかって、みんなに聞いたんよ」
萌景 「うんうん。それで?」
横チン「ひとつが、ほのかと呼び捨て」
萌景 「それがいい!」
横チン「2番目が、ほのかちゃん」
萌景 「それ、イヤ!」
横チン「3番目が、ほのちゃん」
萌景 「ヤダ!」
横チン「4番目が、ほののん」
萌景 「ヤダ!!!」
横チン「ほののんってかわいいと思うけどなあ」
萌景 「ほのかがいい。なんで、ほののんなんよ??」
横チン「っていうか、萌景のブログで、自分でほののんって言っていたやん」
萌景 「だって、ほののんなんて、友だちしか呼ばんもん!」
横チン「だったら、いいやん。オレもほののんって呼ぼうっと」
萌景 「ヤダ!ほのかがいい!!これまでどおり、ほのかって呼んで」
横チン「いいやん、ほののんで」
萌景 「ほのかがいい!変える必要ないやん!」
横チン「家では、何て呼ばれとるん?」
萌景 「○◎○★って言われている」
横チン「マジ?」
萌景 「ほのかがいい!!」
横チン「…」

 まったく受け入れてくれない。かなりの頑固者だな…wwまあ、自分自身も「ほのか」が一番呼びやすいんだけどね。萌景にも「横チンって呼んで。さんづけしなくていいから」って、かなり前からお願いしているけど、1回も呼んでくれたことがない。なんで?って聞いたら「呼びにくいから」の返答。まあ、無理なら無理でいいし、これまでどおりでいいんだけどね。
 「ほののん」がイヤだったら、ほかに呼び方はないだろうか?周りのファンといろいろ考えてみた。山ピーのように「ほのピー」はどうだろうか?自分と同じように「ほのチン」は??萌景ファンはいろんな呼び方をしているけど、呼ぶなら自分だけの呼び方をしたい。

 今度は「ほのチン」で聞いてみようかな。イベントも終わり、メンバーがえのはうすの出入り口でお見送りをしてくれていた。萌景の前に来たので、再チャレンジ!

横チン「きょうはありがと。楽しかった」
萌景 「うん」
横チン「ほののんがイヤだったら、ほのチンはどう?」
萌景 「えーーーっっっ!!!!!!」
横チン「イヤ?」
萌景 「ヤダ!!」
横チン「オレだけの呼び方をしたいんよ。ほのチンって良くない?」
萌景 「これまでどおり、ほのかって呼んで。それが一番いい」
横チン「そうなん?」
萌景 「うん、ほのかがいい」
横チン「分かったよ」

 ということで、これからも「ほのか」と呼ぶことにした。アンケートに答えていただいた方には申し訳ないですが、やっぱり萌景の意見を受け入れます。それに、自分も「ほのか」が一番言いやすい。「ほののん」って呼んで、気持ち悪がられるのもイヤだしね。

 横チンの「ほののん」という呼ぶ決意は、シャボン玉のようにビニールハウスの上まで飛んで、消えてしまったとさ…。チャンチャン!