咲葉良が輝いた日~①卒業コンサート・なつかしの顔~ | フーテンの横チン

咲葉良が輝いた日~①卒業コンサート・なつかしの顔~


2015・12・26~愛媛・砥部町~
いい時間だった。愛の葉ガールズのサブリーダー・田中咲葉良の卒業コンサートが砥部町文化会館であった。愛の葉の立ち上げ当時から所属し、象徴的メンバーの旅立ちの日。3年間の集大成を見届けようと、多くのファンが駆けつけた。たくさんの元気をくれた咲葉良の晴れ舞台を、しっかりと写真に収めたい。そう意気込んで会場に入った。

 午後6時半。オレンジ色の愛の葉ハッピをつけたメンバーが次々と登場すると、みかんカゴ?を持った咲葉良がきよらともに姿を見せた。いつも以上にはじける咲葉良スマイル。「いつか、大きな会場でライブをしたい」。そんな彼女の夢がかなったんだから、当然だよね。

 愛の葉の代表曲「虹色マジック」からスタート。やっぱり、この曲はイントロを聴いただけで盛り上がる。メンバーはもちろん、ファンのボルテージを一気に上げるにはうってつけの曲だ。シャッターを切る指にも力が入った。

 咲葉良ときよらが3年前の新聞を見ながらデビュー当時のことを振り返っていると、荷台に乗った大きな箱を押しながら登場するピンク色のつなぎの女性が…。なんと、同じ1期生のあやのんだった。その箱には「あいパック」の文字が書かれてあった。

 会場がわき上がる。「咲葉良、開けてみて」。あやのんに促された咲葉良は、ゆっくりと箱の近くへ。ワクワクドキドキしながら開け始めた。すると…。

 ジャジャーン!箱から飛び出したのは、同じく1期生のさおりんだった。もちろん、何も聞かされていなかった咲葉良はびっくり。そして、感激。目には、大粒の涙が浮かんでいた。

 いきなりのサプライズ。そして、久しぶりの再会。咲葉良はめちゃくちゃ喜んでいた。みんなでTRFの「BOY MEETS GIRL」。2人の肩を抱き、そして見つめ合い、楽しそうに歌っていた。

 デビュー当時から愛の葉を見てきたファンにとっても、喜びは大きかったに違いない。自分は2人を初めて見たけど、うれしそうに踊り、歌っている4人を見ているだけで、なんだかほっこりした気分になった。

 そして「中島ストーリー」が流れ始める。イントロに乗って、定期的に活動している「なかじま元気村」で親交を深めた子どもたちがSACKYたちといっしょに登場し、いっしょに歌った。青い海と他島美の美しい景色が、自然と目の前に広がった。