S☆KIPとsugartrapを訪ねて大阪へ②S☆KIPパジャマライブ＆ちびっこ撮影会

2015・10・11～大阪・大阪市～
　梅田限定バージョンのライブはあっという間に終わった。う～ん、それぞれが短かったから、もう少し長かったほうがよかったな…。正直な感想だったけど、Ｓ☆ＫＩＰの４人が元気に飛び出してきた瞬間、そんな思いは吹っ飛んだ。いつものように「おどるポンポコリン」のメロディに乗って、跳びはねながらステージ上へ。イメージカラーが入ったパジャマ姿のメンバーはとびっきりの笑顔だった。

　真っ赤な上下のトレーナー姿のみぃたん。宣言どおり、思い切りはじけていた。楽しいダンスがＳ☆ＫＩＰのダンス。足を大きく広げるアイドルらしからぬ振りつけでのＳ☆ＫＩＰポーズはとても絵になる。

　胸元に「ＭＥ！」のロゴが大きく入った青い衣装のしぃちゃん。レンズを向けていたカメラマンに「私だけを見て！」と言わんばかりに、両手でピースサインを決めていた。大きな目が飛び出しそうなくらい、うれしそうな表情だった。

　薄いピンクのＴシャツを着たゆなちゃん。巫女さんの衣装もよかったけど、こっちの衣装もラフな感じでいいなあ。ギターを弾くような振りつけもきまっている。とても楽しそうだ。

　パーカー姿のおひな。なんだろう、めっちゃカッコよく見えるんですけど。高めにマイクをかまえる姿なんて、ロック歌手のよう。Ｓ☆ＫＩＰとsugartrapの掛け持ちの立場だから、ステージによって顔が変わる。すごいねえ。

　この10月で、新生Ｓ☆ＫＩＰになって１周年になるそうだ。前体制を知らない自分にとっては、現在の４人がＳ☆ＫＩＰなのだ。７月のインストアライブで初めて観た。よく見る正統派アイドルとは違うはっちゃけたアイドルの姿に、一瞬にしてファンになった。まさか、大阪にまで駆けつけるようになるとは思っていなかったけどね。

　ちょっぴりはにかみながら笑っている。しぃちゃんの印象だ。じっくりとは話したことがないんだけど、照れ屋さんなのかな？？でも、体を大きく使う振りつけでは、みんなに負けないくらいに自己主張してくる。カメラマンにとってはありがたい存在だ。

　約30分間のパジャマライブ。時間を追うごとに、会場の熱気は高まっていく。そりゃそうだ。４人のステージ上から発せられる若いエネルギーがファンのところに届いているんだから。元気にならないわけがない。

　それにしても、おひなは出ずっぱりだな。ゆなちゃんとの巫女さん、ＮＡＮＡちゃんとの大人Ｓ☆ＫＩＰ、そして元祖Ｓ☆ＫＩＰ。誰よりも多くの時間、ステージ上で歌って踊っているが、疲れをみじんも感じさせない。若いっていいなあ。

　キューピーさんのような、かわいい顔のゆなちゃん。まさにお人形さんのようで、笑うと少し目尻が下がる。猫パンチポーズ？のような手、むき出しの歯。どれをとっても、かわいく映る。あっ、言っていなかった。研究生からの昇格、おめでとう！

　彼女たちを観ていると、どんなアイドルが理想なんだろう？と考えることがある。ＡＫＢ48のような正統派なのか？それとも、ももいろクローバーＺのようなおもしろい存在か？？でも、アイドルも十人十色。Ｓ☆ＫＩＰのような、カッコよさとおもしろさ、素朴さを兼ね備えたアイドルがいてもいい。

　その代表的な存在が、みぃたんかもしれない。身長は１メートル50もない。素朴でかわいい女の子なのだが、ステージに上がると、とてもカッコよく、そして、とても大きく映る。ライブ中とステージを下りた時のギャップが彼女の魅力かな。

　楽しいパジャマライブが終わり、しばし休憩。そして、私服に着替えた３人がステージ上に登場した。秋コーデらしい。ステージ上の衣装とは違い、私服姿には個性が出る。さあ、ちびっこ撮影会の始まりだ。カメラを持ったファンがバシャバシャ、写真を撮り始めた。

　襟首周りに飾りがついた黒い服に、チェックのスカート姿のゆなちゃん。３人のなかでは一番大人っぽい私服かな。グレー色の長いコートを羽織ると、とても愛らしい笑顔を浮かべた。

　後ろを振り返ってみると、ある一角でたくさんのストロボが光っていた。なんと、お立ち台に上がったみぃたんを、大勢のファンが取り囲んでいた。うわあ、これはモデルばりの扱いだ。

　ファンからのポーズのリクエストに、みぃたんは笑顔で応えていた。クマさんポーズをしたり、Ｓ☆ＫＩＰポーズをしたりしていたが、個人的にはこのカットかな。唇をとんがらせて、両の人さし指でほっぺをプニプニ。みぃたんらしくてかわいい。

　ぶりっ子ポーズをみせる、しぃちゃん。まるで、子犬のような愛らしい表情だ。目線をお願いすると、とても恥ずかしそうに見つめてくる。目をウルウルさせるチワワのように見えたのは気のせいだろうか。約10分間のちびっこ撮影会もあっという間に終わった。さあ、最後はsugartrapの出番だ。