あこがれの色男の結婚
2015・10・29~愛媛・松山市~
歌手・福山雅治が前日28日、女優・吹石一恵と電撃結婚した。日本だけでなく、世界各地の女性たちの悲鳴が響き渡ったそうだが、男の自分でも驚いたもんなあ。高校生の時から大好きなアーティストの1人。初めてフォークギターを買った大学1年の時、書店で初めて購入したのが浜田省吾でもなく、福山雅治の歌本だった。カラオケに行けば、歌うのは福山の曲ばかり。ブサイクな男があこがれの色男に少しでも近づきたいと思って練習していたのだが、縮まるどころか、どんどん遠くなるばかりだったけどね…。
1993年に放映されたドラマ「ひとつ屋根の下」で彼の存在を知った人がほとんどだろうが、自分は歌手・福山雅治として知った。テスト勉強中によくFMラジオを聴いていた高校1年。「追憶の雨の中」が流れた。誰が歌っているのだろう?インターネットもない時代。レコード店で調べてみて、歌い手が福山だと知った。初めて買った福山のアルバムが写真左下の「伝言」。「アクセス」「雨のメインストリート」「ただ僕がかわった」。のちにミリオンセラーになるけれど、売れない時代にリリースしたシングルやアルバムのほうが、実は好きだったりするんだよね。
当時のテレビの歌番組では、司会のタモリの問いかけにボソボソと話していた、長崎から出てきた田舎もんの兄ちゃん。最初はそんなイメージだったけど、いまではカッコよさとエロオヤジの2つの顔を持ったスーパースターだもんなあ。年を重ねるにつれて、どんどん色男になっていく福山は、いまでもあこがれの存在。そりゃあ、吹石一恵のような超美人と結ばれても、なんら不思議ではない。2人の結婚は株式が大きく変動するほどのビッグニュースとなった。男のけじめをつけた46歳が、さらに大人のカッコよさと美しさを注入した楽曲をたくさん生み出すことを期待している。