ライブハウスで初S☆KIP | フーテンの横チン

ライブハウスで初S☆KIP


2015・9・12~愛媛・松山市~
 やっぱり、最高だった。S☆KIPが松山サロンキティでの「アイドル甲子園」に出演した。彼女たちに会うのは8月16日の伊予市中山町での「DISCO INFERNO 2015」以来。メジャーデビューシングル「ヒロインの証」を目覚まし代わりに聴いて、短い首をずっと長~くして待っていた。会場入りすると、みぃたん、ゆなちゃんの2人が目の前に立っていた。同じ所属事務所のsugartrapのライブを観るためだった。おはよう。そうあいさつすると「横チンっ!おはよう」と笑顔で返してくれた。おっ、ガチンコ盤の衣装を着ているやん!いきなり、テンションが上がった。

 そして、S☆KIPの出番だ。SEで「おどるポンポコリン」の曲が流れた。インターネットなどで観たことはあったけど、ホントに流れているんだ。ノリノリで登場した3人は「ヒロインの証」でスタートした。大きく右腕を振り上げて、会場のファンをあおった。しぃちゃんが学校行事のために欠席だったが、その穴を感じさせないダンス。みぃたんは身長が1メートル50もない小さな体なのに、大きな躍動感あるダンスで暴れ回った。

 ゆなちゃんだって負けていない。イメージカラーでもあるピンクの衣装で張り切って踊っていた。スター・にしきのあきらの衣装みたいに長いヒモ?がいっぱいついていて、腕やマイクに絡ませながらも、大きくジャンプしたりしてはしゃぎまくり。推しジャンをするファンを見て、笑顔がはじけていた。

 おひなはsugartrapの一員でもある。1部ではトップバッターとしての出番を終えてから、S☆KIPとして再び、ステージに上がった。sugartrapのダンスも激しいが、S☆KIPのダンスも激しい。疲れているはずなのに、それを感じさせない動き。どこに、そんな体力があるのか…。40オーバーの腰痛持ちのオッサンはそんなことを考えながら、シャッターを切っていた。

 S☆KIPを初めて見たのは7月の松山市内のCDショップでのリリイベ。楽しそうにダンスする彼女たちを見て、すぐにファンになった。いい意味でアイドルらしくないアイドル。素朴さを兼ね備えた雰囲気が好きになった理由のひとつだった。その時の空気感はもちろん、変わらないまま。若さあふれる笑顔は、この日も飛び交っていた。

 素朴さを感じさせる代表格は、みぃたんかな。日本人形のような顔は相変わらずかわいらしい。ステージ上では大きく見えるのに、ステージを降りれば、ホントにちっちゃな中学生なんだよね。でも、長女らしく、とてもしっかりした性格。この日、オイラを見るとすぐに「あっ、散髪している」と言ってくれた。こういう何気ないところに気づいてくれるのって、ホントにうれしいんだよね。

 おひなもS☆KIPには欠かせないムードメーカーなんだろうなあ。パッと見た感じでは人見知りなのかな…。いつも、なんだか恥ずかしそうな表情をしている。でも、カメラを向けると必ず、きめポーズをしてくれるし「あっ、目をつぶってしまった」と笑う。メンバーのなかではお姉さん的存在だしね。もっと話を重ねて慣れてきたら、オモロイことを言ってくれそうな気がする。

 当初は1部だけの入場のつもりだったけど、ライブがあまりにも楽しくて楽しくて、帰りたくなかったので、急きょ2部も入ることにした。夜の時間帯だったこともあり、仕事帰りのお客さんも加わって、入場者数も増えたかな?ライブ会場は1部に負けないくらいの盛り上がりと熱気に包まれていた。

 もちろん、メンバーもさらに元気になった感じがした。ゆなちゃんの笑顔も1部以上に大きくなったような気がする。この日は熱烈なゆなちゃんファンも遠方から駆けつけていたので、余計にモチベーションが上がっていたのかもしれないなあ。

 いつかのSNSで、みぃたんが「みぃはおしゃべりが得意じゃないから、ライブは全力で頑張る」という内容のコメントを書いていた。まあ、実際はそんなことはないんだけど、その言葉通り、熱いライブを届けてくれた。2部のS☆KIPのライブもあっという間に終わったけど、とても楽しかった。入ってよかったと思った。

 ライブ後の物販では、チケット特典として付いていたメンバーとの全員ショットを撮ってもらった。ダチョウ倶楽部の「ヤ~!!」のポーズをリクエスト。普段は恥ずかしいから、こんなことはできないのに、S☆KIPのメンバーの前だと、なぜか正直になってしまう。これもS☆KIPが醸し出す空気に染まるからなのかなあ。今度はしぃちゃんも入ったフルメンバーでファイブショットを撮りたいなあ。