湯のまちの神社
2015・7・23~愛媛・松山市~
何度も道後温泉に行っているのに、一度も訪れたことがなかった。道後温泉本館全体を撮影しようと、隣にある高台へ。そういえば、神社があったなあと思い出して、辺りをウロウロしたら、あった、あった。その名も、湯神社。湯のまちにぴったりの名前だ。第12代景行天皇の勅命により建てられたと言われる由緒正しき名社。大国主命と少彦名命を守護神として祀られている。
ある日、地震などの天災によって道後温泉の湧出が止まった。その際、湯神社で湯祈祷をすると再び、湧出が始まったと伝えられている。現在では、毎年春にある道後温泉まつりで、湯祈祷が行われているそうだ。日本最古の湯は、このような心強い神様によって、しっかりと見守られているんだ。いつでも温泉に浸かれる幸せを、もっと実感しなきゃいけないと思った。