サンタが街にやってきた! | フーテンの横チン

サンタが街にやってきた!


2014・12・24~愛媛・松山市~
 本当にいたんだね。松山銀天街を歩いていると、遠くのほうに赤い服を着た人を発見。しかも、3人が同じ格好をしている。あれ~、どっかで見たことがあるような…。近づくと、長くて白いヒゲがあることも確認できた。もしかして??もしかして!!やっぱりだ!!!サンタクロースだった。大きな白い袋を抱えて、道行く人に何かをあげていた。オッサンの目の前に来ると「メリークリスマ~ス!」と満面の笑みでアメ玉をくれた。それも、かわいいサンタの絵が入ったものだった。
 いろいろと聞いた話を総合すると…。彼らはNPO法人「チャリティーサンタ」のメンバーで「世界中の子どもたちを笑顔に」がコンセプト。2008年から、ボランティアがサンタクロースに扮し、東京や大阪など全国21地域でチャリティー活動をしているという。松山では今年が初めてだそう。クリスマスイブの夜、子どもたちに夢を届けている。そして、各家庭からの寄付を活用し、世界中の困難な状況にある子どもたちに「支援と未来」を届けているのだそうだ。
 なるほど、とても意義のある活動をしているんだねえ。「あなたにとって、すてきなクリスマスになりますように」。やさしい笑顔を浮かべながら、手を振ってくれた。小さなころ「サンタさんは絶対にいる」と信じていたが、年を重ねるにつれて、いつの間にか、その存在を否定するようになっていた。でも、信じなければ、サンタさんは来てくれない。夢を運んでいる彼らを見ていると、いつまでも子どものようなピュアな心を抱き続けたいと心から思った。