夕暮れのスズメの大群 | フーテンの横チン

夕暮れのスズメの大群


2014・8・28~愛媛・松山市~
 うだるような暑さも通り越し、すっかり過ごしやすくなった夕暮れ。ツクツクボウシの鳴き声以上に響き渡っていたのがスズメのさえずりだった。信号待ちの時、ふと上を見上げると、おそらく200羽以上の大群が電線の上でチュンチュン、チュンチュンと大合唱。正直、うるさいなあと思っていると、別の群れがどこからかやってきて合流。さらに、やかましくなった。隣の買い物帰りのおばさんは、スズメを見ながらため息をついていた。その気持ち、よ~く分かりますよ…。
 オッサン、スズメが苦手だ。昨夏、ガリガリ君を食べながら歩いていると、頭のウズの部分に、なんだかベタッとしたものが落ちてきた。えっ…?触ってみると、温かい白いもの。上を見ると、スズメの大群がいた。ウソッ?まさか??ヤダ!!!やっぱり、糞だった…。アイスクリームのことは忘れて、大急ぎでアパートに帰ってシャンプーした。以来、電線の下を歩いたり、自転車で走ることを避けて移動している。だから「あの下にいたら、絶対に地獄だ…」なんて思いながら、足早にその場を離れた。