殻を破ってくれた仲間たち
2014・8・22~愛媛・松山市~
会社帰り、同僚とドイツ料理店で飲みに行った。先週末のグルメイベントの打ち上げも兼ねての食事会。自動車通勤の人もいるので、なかなかいっしょに食事をする機会がなかったが、時間を合わせて集まった。イベントの反省や課題などはもちろん、好きな音楽やアーティストの話、子どもの話、恋愛・結婚の話などなど、社内ではできないプライベートの話題で盛り上がった。やっぱり、みんなと飲むお酒はうまい。楽しい時間を過ごせた。
Webデザイナー、作曲家、占いライター、そして新聞記者。前職はてんでバラバラなんだけど、こうやって同じ会社で働く機会を得た。それぞれが得意分野で持ち味を発揮し、それぞれの不得意な部分を補い合う。競い合いながらも、個が寄り添いあって、ひとつのものをつくり上げてきた。もちろん、100点とはいかなかったと思うけど、納得できるものはつかんだんじゃないかな。さまざまな色が混じり合って、予想もしない化学反応を起こしたんだと思う。
オッサンにとっては千載一遇の出会いだ。典型的なB型でマイペース人間。自分の嫌いなものは受け入れない性格だし、どうしても自分の本当の部分を見せたくないというヘンな部分があった。でも、昨秋からいっしょの職場で働き、なぜだか分からないけど、こんな偏屈な男を受け入れてくれ、同時に知らないうちに自分の硬かった殻を破ってくれていた。良くも悪くも、肩ひじ張らずに仕事をできたのは彼らのおかげだ。
でもね、ひとつだけ主張しておきたいことがある。オッサンはアイドルオタクではない。たまたま彼女たちの盆踊りを見たり、無料ライブを鑑賞したことで、それまで関心のなかった地元アイドルのレベルの高さを知り、写真を撮りに行くようになったのだ。自分が持っていない輝きに魅かれている。被写体としても最高だしね。さすがに、親衛隊みたいに踊ったりはできない。恥ずかしがり屋のオッサンはただ温かく見守っているのであります、はい。