真夏のお稲荷さん
2014・7・25~愛媛・松山市~
まったく知らなかった。ちょいと用事があって、久しぶりに高砂町へ出向いた。ブラブラ走っていると、赤い鳥居を発見。常盤稲荷社と書いている。つまり、お稲荷さんだ。鳥居には「最上位経王大菩薩」とあるから、最上稲荷である。4年間を過ごした大学時代には、この近辺にアパートがあったにもかかわらず、みじんも視界にも入らなかった。こんな立派な神社があるなんて…。なんだか損した気分になった。
のぞいてみると、2匹の神使いのキツネが招き猫のように前脚を上げていた。お供え物には松山あげ。これぞ、松山ならではの風景だね。こちらのお稲荷さんは1952年に祀られ「火伏せの神様」と呼ばれたそうだ。表にはお百度石があった。どういう由来があるんだろう?そんなことを考えていると、数匹の蚊が飛んできて、オッサンの首の血を吸いやがった。かゆい、かゆい!お参りした後、そそくさと家路へと急いだ。