ヒマワリとチンチン電車 | フーテンの横チン

ヒマワリとチンチン電車


2014・7・24~愛媛・松山市~
 遠くで踏切の音がカンカンと響き渡る。オレンジ色のチンチン電車がゆっくりと近づいてきて、そして通り過ぎていく。いつもの変わりない光景。でも、夏になれば、光景は一変する。真っ黄色のヒマワリがあるからだ。小さなころから、なぜだか「ヒマワリ=夏」という方程式が頭の中にある。
 その場所がどこだったかは覚えていないけれど、オカンにヒマワリ畑に連れていってもらったことを覚えている。自分の背丈よりもはるかに大きなヒマワリに囲まれ、威風堂々と咲く姿を見て、カッコいいと感じたことは鮮明に記憶に残っている。真夏の太陽に負けない光を放ち続ける「黄色い太陽」。2倍の陽光を浴びて、また汗がにじみ出た。やっぱり、夏は好きだ。