すっかりオトナのひな
2014・7・23~愛媛・松山市~
鳥の成長ってめっちゃ早いなあ。西堀端の白鳥の親子を日々、観察していると、そんなことを思ってしまう。5月上旬、ひな誕生が確認されて約2カ月半。グレー色でかわいかったひなは徐々に白みを帯びてきて、羽も少しずつではあるが、生えそろってきている。遠くから見ると、どっちが親鳥で、どっちがひななのか、すぐには分からないほどの体の大きさ。浮き島の上で体を伸ばしているひなを見れば、余計にそんなことを感じてしまう。
小さなころには置いてきぼりにされないように、お父ちゃん、お母ちゃんにぴったりとくっついて泳いでいたひなも、いまでは単独行動をしたり、2羽で先に移動したり。人間でいえば、中学生とか高校生ぐらいだろうか。いわゆる反抗期っていうヤツかも。両親に大事に育ててもらったのに、自分1人で大きくなったと勘違いしているのかもしれない。そんなオトナのひなたちを見ていると、不惑目前になっても親孝行をできていない自分に気づいて、恥ずかしくなった…。