踏切近くの延命地蔵尊 | フーテンの横チン

踏切近くの延命地蔵尊


2014・6・6~愛媛・松山市~
 いつも通勤の途中に通る伊予鉄・古町駅近くの踏切の中に、延命地蔵尊がまつられている。雨上がりの夕暮れ、自転車を止めて見てみた。梅雨の季節を表すように、赤と紫のアジサイが咲いていた。何度も通っているのに、こうやってじっくり見たのは初めて。とても優しい目をしているんだね。しばらくすると、遠くから郊外列車がやってきて、そばを通過した。
 延命地蔵尊とは延命・利生を誓願する地蔵尊で、新しく生まれた子を守り、その寿命を延ばすという。踏切近くには小学校もあるし、この踏切を渡って通学しているんだろう。実際、遊び帰りの子どもたちが渡っていた。何事もなく、みんなが元気に過ごせるように見つめているんだろうなあ。お地蔵さま、悲しい事故が起きないよう、見守りください!