約20年ぶりの投票
2014・6・5~愛媛・松山市~
締め切り前日の夜、しっかりと意思表示をした。アイドルグループ・AKB48の37thシングル選抜総選挙が、ついに7日に開催される。昨年まではテレビの生中継を観るだけだったんだけど、今年は参加してみようかなあと思って、清き1票を入れた。さすがに店頭で買う勇気がなかったので、ネットショッピングで「ラブラドール・レトリバー」を手に入れた。なるほど、スマホで投票するのね。シリアルナンバーを入れて~、支持するアイドルを選んで~、ポチッとすれば完了だ~。
今年で不惑のオッサン、実は選挙で投票するのは大学2年時以来。20歳になって初めて得た選挙権だったので、何も情報を得ないまま、近所の小学校に行って「記念投票」しただけだった。県知事選だったか、それとも市議会議員選挙だったか、まったく覚えていない。以降は選挙に一度も行っていない。興味をひく政治家が自分の選挙区にいたことがなかったこともあるけど、基本的に政治家を信用していない。だから、投票しないことで意思表示をしている。
でも、AKB選抜総選挙は違う。まず、CDを購入しないと投票権を得られない。つまり、本当に投票したい人だけが投票するわけだ。個人的意見だが、何もしなくても届く選挙の投票用紙とは重みが違う。推しメンを1位にしたい、16人の選抜メンバーに入れたいという思いを込めて投票する。まあ、何百枚も何千枚もCDを買おうとは思わないけど、そんな行為をしてまでたくさん投票するファンの気持ちはよく理解できる。
現在の小学校の運動会などでは「みんな平等」という意味の分からない理由で順位づけをしないそうだ。そんな世の中である一方で、仲間でありライバルでもあるメンバーに勝って、センターに立ちたいという思いを持って自分をアピールし、発表当日には自分の名前が呼ばれるのをドキドキしながら待っている女の子たちを見ていると、こちらも同じように手に汗を握ってしまう。「2位じゃダメなんですか?」と発言した某大臣は彼女たちのことをどう見ているんだろうね。
今年で6回目となるAKB選抜総選挙。結果はいかに。えっ、誰に投票したのかって?そりゃ、あの子しかいないでしょ!HKT48の劇場支配人を兼任しているあの子ですよ。真面目な話、オッサンが尊敬してやまない21歳でもある。史上初の2連覇なるか、楽しみでしょうがない。ところで、女性アイドルのCDを買ったのはいつ以来だろうか?記憶が正しければ、宮沢りえのデビューシングル「ドリームラッシュ」以来2度目かな。いや、あれはカセットテープだったかもしれない…。
