子規とチンチン電車 | フーテンの横チン

子規とチンチン電車


2014・5・28~愛媛・松山市~
 チンチン電車がカーブを曲がって入ってくる伊予鉄・松山市駅電停。チンチン電車が入ってくるところを待っていると、正岡子規の句碑があるの気づいた。どれどれ。「松山 城山の浮み上るや青嵐」。松山とあるから、松山城を詠んだ句なんだろうね。「青嵐」とは青葉のころに吹きわたる風のことで、季語は夏。松山城のほうに向かって、風が吹き上がる光景を描いた句なのだろうか。
 寒がりのオッサンでも暑いなと感じる季節になった。周りを見渡せば、2カ月ほど前にはピンク色に染まっていた桜の木々もまぶしいほどの緑色に。西堀端では、白鳥のひなが元気に成長している。気がつけば、花粉症も終わっていて、鼻がスッキリした快適な生活を送れている。いい季節だなあ。オッサンも青嵐に乗って、どこかに行きたい!