毎年恒例の「ヤツ」がやってきた…
2014・2・21~愛媛・松山市~
ファインダー越しに梅の花をのぞいていると、鼻がムズムズしてきた。出社前の南堀端。お堀沿いの梅の木は、ほぼ満開状態だ。サラリーマンや学生を乗せたチンチン電車と絡めて撮っていると、鼻水が垂れそうになった。アカン、鼻タレ小僧になっちまう!オッサンは急いでマスクを外して、ティッシュで拭いた。
12歳の時からだから、もう28年目になる。田舎の家の周りにあるスギの木から飛ばされる花粉は、か弱い小僧の鼻を刺激した。たぶん、当時は少なかったであろう花粉症というものにかかり、以来、春という季節が嫌いになった。もちろん、桜は好きだし、うぐいす色のメジロを見つけると、うれしくなる。それでも、外出するのがおっくうになる。
仕事中もくしゃみが止まらず、しかたなく鼻炎薬を飲んだ。眠くなるので、飲みたくないんだけど…。目はショボショボ、集中力はなくなる。ホント、嫌になっちゃうよ…。花粉症に無縁の人たちがうらやましくてしかたない。