高校時代にタイムスリップ | フーテンの横チン

高校時代にタイムスリップ


2014・1・2~愛媛・宇和島市~
 21年の歳月が流れても、変わらないものはあった。母校・宇和島南高の第44期卒業生同窓会があった。久しぶりに、懐かしい同級生と再会。酒を酌み交わしながらの楽しいひと時を過ごした。全然、変わっていないヤツもいれば、おなかが出ていたり、頭がさみしくなった男子も。美人だった子がさらに美人になっていたり、すっかりお母さんの顔になっていたり…。卒業してから全然、会っていなかった面々がほとんどだったが、見かけとは正反対に、気分は18歳に戻っていた。
 実は、同窓会に行くのがちょっぴり不安だった。高校時代はどちらかと言えば、おとなしい性格で人見知り。気の合う男子と話したりすることしかできなかった(気がする)。ましてや、女子とはほとんど話したことがなかった。だから、20年以上も経って、どう話しかけたらいいのか、ずっと考えていた。でも、そんなつまらない心配は杞憂に終わった。
 久しぶりにドキドキしながら、女子に思い切って「お久しぶりです!」すると「横山君、全然変わっていないね」。「やっと、顔が年齢に追いついたから」。そんな、とりとめもないやり取りで、気持ちは軽くなった。いま、どこにいるの?仕事は何しているの?子どもはいくつなの?…。たぶん、初めて話した子もいた。それでも、普通に話せたのは、お互いがそれぞれの場所で、いろんな経験を重ねてきたからなんだろうな。あっという間に、時間は過ぎていった。
 何か忘れている気がする…。ほろ酔いの状態で、そんなことを頭の片隅で考えながら、会が終わりに近づいたころ、やっと思い出した。写真を撮るのを忘れていた!!せっかくの再会の場で、1枚もないなんてさみしい。最後に、3年8組で集まってパシャリ。セピア色になりつつあったものが確かにカラーに甦って、心の1ページとして焼きついた。こんな楽しい時間をつくってくれた同級生に感謝したい。ありがとう!!そして、また近いうちに会いたいな。