松山のだんじり | フーテンの横チン

松山のだんじり


フーテンの横チン


2013・10・7~愛媛・松山市~

 わがふるさとにも、だんじりに劣らぬ闘いがあった!松山秋祭りの大神輿総練(そうねり)が各地で開催された。各地区ごとに勇姿が集結し、それぞれのみこしを担いで市内各地を練り歩いた。職場近くでは、古町地区の「八角会」のメンバー約200人がお揃いの黒ハッピを着て、金色の八角屋根が特徴のみこし「八角さん」を肩にワッショイワッショイ。観に来た家族連れが手拍子を打って祭りを盛り上げた。


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 ご祝儀をもらったり、お神酒をかけてもらった店舗や家の玄関前では「差すぞー」の掛け声とともに、みこしを突っ込ませた。八角会関係者は「お店だったら商売繁盛。民家の方だったら家内安全を願って、みこしを担いでいます。みなさんが喜んでくれているので、僕たちもやりがいがありますよ」と満面の笑みだった。
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 やっぱり、クライマックスは「鉢合わせ」だ。萱町や清水町などの勇姿で結成する四角会が担ぐみこし「四角さん」を交差点で見つけると、自然にヒートアップ。さあ「けんか」の始まりだ。「行くぞー!!」の掛け声とともに、互いのみこしをぶつけ合った。数年前、大阪・岸和田市で有名な「だんじり祭り」を観戦したことがある。担ぐみこしの大きさが違うので比較はできないが、その迫力は十分に伝わってきた。実際に、みこしの上に乗ると、興奮度はさらに増すんだろうな。