何気ない日常の風景こそ、最高の被写体
2010・12・2~大阪・大阪市~
当たり前の日常の風景こそ、絵になるんだなあ。西梅田の美しい夜景が見える新淀川大橋の上。遠くから、地下鉄御堂筋線がやってきた。中津駅から西中島南方駅へと向かう時、地下鉄でありながら地下から陸上へと姿を現す珍しい光景を見られる。新淀川大橋は梅田から大阪北部の千里中央へと抜ける国道423号(新御堂筋)が通っているため、御堂筋線は中央部を走っている。だから、御堂筋線を撮影するのは困難を極める。電車を追っている時、目の前で多くの車が通過するので、かぶる、かぶる…。信号もないので、流れが止まることはない…。大型バスが通過した時には、電車が消える…。わずかな隙間を探って、シャッターを切るしかない。ふだんは車両の中でボーッとしながら眺めるだけの風景だったが、ファインダー越しだと全く違った風景になることが分かった。夜間の流し撮りの練習にも格好の被写体になった。ん?気がつけば最近、電車の写真ばかり撮っている。プチ鉄ちゃん化しているな…。
