2010・11・6~大阪・吹田市~
美しい花が引き立てられていた。晴れ渡った青空の下でも、冷たい風が吹き、秋も終わりだなと感じ始めた昼下がり。終盤に突入したコスモスを見に行くと、蝶が花壇の上をひらひらと飛んでいた。漂ってきた香りに引き寄せられてきたんだろうな。めしべの上に止まると、甘~い蜜をチューチュー吸い始めた。「おいしそうだなあ」。まさに無我夢中って様子で、こちらが近づいても、まったく逃げようとしない。こちらが別の花を撮っていると、逆にフレームの中にも入ってくる。冬の足音が大きくなると同時に、蝶の蜜の貯蓄もそろそろ9回表に突入したってところかな。