夕暮れ時の鳥
2010・11・4~大阪・豊中市~
真っ赤に染まった空がバックにあると、さらにカッコよさが増す。夕暮れ時に公園を歩いていると、遠くからカラスが飛んできた。まだ明かりがともっていない外套の上に着陸。カアカアと鳴くこともなく、静かに前を見つめていた。全身に真っ黒なマントをまとい、夕陽を浴びていた。おそらく、誰もが真っ先に嫌いな鳥に挙げるであろうカラス。僕的には好きな鳥ベスト10に入っている。もちろん、残飯とかを漁っている光景を見ると興ざめするが、普段の大きく羽を広げて優雅に飛ぶ姿や眼光鋭い目には強烈なインパクトを覚える。夕暮れと言えばカラス。鳴き声が時計代わりになっていた幼少時代をふと思い出した。さあ、ウチに帰ろうかな。
