ド迫力の飛行機展望台
2010・8・4~大阪・豊中市~
耳をつんざくような爆音に、身震いがした。ネットサーフィンをしていたら「大阪空港では間近で着陸する飛行機を見られる」ことを紹介したサイトを発見。え~っ、大阪でそんなの見られるの???知ったからには、確かめないわけにはいかないでしょ!ということで、目的地へGO。実際に行ってみると、まさに滑走路が目の前にあった。そして、着陸態勢に入った飛行機が遠くの上空へ。ライトを点滅させながら近づいてくる。グングン、グングン…。ついに鉄の塊が頭上へ…。
うおおおおおおおおおお!!!!!!!!思わず叫んでしまった。手を伸ばせば、届いてしまうんじゃないかというぐらいに近い!!!大きい!!!!鼓膜が破れそうになるほど音がデカイ!!!!!そして、風で舞い上がった砂ぼこりが体に当たって痛い!!!!!!驚きの連続で、ボルテージが一気にMAXに達した。
見物地点は川沿いの細い道なのだが、その上空をフェンスにぶつかるんじゃないかという低空で降りてくる。どれだけ近いのかは上の写真で分かるはず。大人がホントに豆粒にしか見えない。夏休みということもあり、家族連れも見物に来ていた。人間ウオッチングもしていたのだが、女の子のほうがうれしそうな表情で見ている。逆に、あまりのド迫力に、ある男の子が大泣き…。そう言えば、ジェットコースターが好きなのも、女の子のほうが多いよなあ。
幸運なこともあった。正面から飛んでいる航空機を見る場合、この地点では着陸シーンしか見られない。離陸する時は、航空機のお尻の部分からしか見られないのだが、1度だけ滑走路を逆走した場面があった。あれ?離陸する飛行機がこっちに向かってくる。なぜ??そう思いながら、レンズを向けた。10分後に、今春から通い続けているという飛行機マニアさんが到着するなり「さっき、こっちに向かって離陸していましたよね??」。はい、していましたが…。「あんなシーン、めったに見られませんよ。僕、ずっと来ていますけど、見たことありません。いいなあ…」。えっ、そうなの???聞けば、風の影響で本来の離陸ができない場合、このように逆走することがあるらしい。超ラッキー!!!来てよかった~。
この日は雲だらけだったが、ハマれば夕焼けバックの飛行機も眺められる。陽が落ちれば、滑走路のライトが点灯し、上の写真のようなシーンも見られる。大阪府の橋下知事が大阪空港を廃止すると言っているが、そんなことはしちゃダメだ。こんなすばらしいシーンを見たら、考え直すかもしれない。みなさんも機会があれば、飛行機を見に来てみてはいかがですか?