座間味の代名詞 | フーテンの横チン

座間味の代名詞


フーテンの横チン

 2010・7・20~沖縄・座間味~

 僕の中では「これぞ、座間味!!」というシーンだ。すでに真夏の太陽が照りつける海の下での1本目は、人気ポイント・ニシ浜へ。砂地を進むと、ところどころに育つ枝サンゴの上で、デバスズメダイが気持ちよさそうに泳いでいた。これまで何度となく見ている大好きな被写体なのだが、ワイドレンズでしっかりと撮影したことがなかった。リクエストしてのダイブだったが、太陽光が差し込み、透明度40メートル以上という好条件が運よく整った。流れが少しでもあれば最高の状況だったが…。枝サンゴの中に隠れていたデバスズメダイが天に向かって昇っていくところをジッと待ち続けた。最大深度4・7メートル。一面の砂地。そしてデバスズメダイ。もちろん、ドリフトダイブもいい。マクロダイブもいい。だが、この「まったりダイブ」こそが、この座間味の魅力だ。当地で潜ったことがあるダイバーなら、そう思うでしょ??