梅雨の空の夕焼け
2010・7・4~大阪・豊中市~
スカッと晴れた日の夕方、しだいに空が燃えていた。陽が落ちるのが遅くなり、涼しくなった時間帯を見計らって、近所の公園をブラブラ歩いてみた。見上げると、太くて長~い黒い雲が青空を支配していた。陽が落ちた後、徐々に空が赤く染まってくる。そして、黒く長い雲の下方部分も赤くなった。まるで、火山から吹き上がる黒煙のようだ。残念ながら、空全体が真っ赤になることはなかったが、自然の偉大さを感じることはできた。梅雨の季節、空を見上げることは少ない。だからこそ、晴れた日には空を見てほしい。不思議な形をした雲が広がり、時間によって、空は青くなったり、赤くなったりする。人間の手では決してつくることができない芸術が、大きな、大きなキャンバスに描かれている。