ギザかわゆい!! | フーテンの横チン

ギザかわゆい!!


フーテンの横チン

 2010・6・16~高知・柏島~

 マクロ生物を見るうえで欠かせないことは、岩の間をのぞくことだ。自分より大きな生きものから身を守るため、小さな生きものは岩の下や奥に身を隠す。あまり明かりが届かない場所のため、ライトを照らしながら探す。ハゼやエビ、魚の幼魚などが多い。これが楽しいんだな。下にあるガンガゼに刺されないように気をつけながら奥を見ると、ミナミハコフグの幼魚が泳いでいた。その大きさ、わずか2センチ弱。おちょこ口がとってもかわいい。近くを泳ぐキンセンイシモチをよけながら時折、こちらを警戒していた。黄色地に黒い点々。海のアイドル級のかわゆさなのだ。

フーテンの横チン

 違う穴に移動すると、フトスジイレズミハゼもいた。最初はペアでいたんだけど、オスが奥に隠れてしまった。しばらく待ったが、警戒心が強くて出てこない…。一方、メスはオスよりも肝が据わっており、ジッとこちらを見ている。近くにはきれいなピンク色のケヤリがあって、とてもきれいだった。しっかし、いつも思うんだけど、逆さまに身を置いていて、頭に血が上らないんだろうか??まっ、余計な心配かな。