東洋のガラパゴス | フーテンの横チン

東洋のガラパゴス


フーテンの横チン

 2010・3・21~東京・小笠原~

 遠い…。東京・竹芝桟橋からフェリーで25時間30分、距離にして1000キロ。着いた時には「♫は~るばる来たぜ 父島~♪」なんてフレーズを自然と口ずさんでいた。ついに来た。小笠原だ。いままで日本本土と陸続きになったことがないことから「東洋のガラパゴス」と呼ばれる、ダイバーあこがれの地。二見港に建てられていたザトウクジラのモニュメントを見て、寝不足が一気に吹っ飛んだ。さあ、潜るぞ~!!最高潮の気分の中でエントリー。入った瞬間から、遠くの方からザトウクジラのソング(鳴き声)が聴こえる。う~ん、いいねえ、求愛中なんだねえ。ダイビング中にクジラに会える可能性があるのも、冬から春にかけての小笠原でのダイビングの魅力なのだ。結局、初日は大物にはお目にかかれなかったが、2日目以降への期待はどんどん膨らむばかり。でも、小笠原の固有種・ユウゼンの群れを見ることはできた。魅力がたくさん詰まった海なんだから、最初から欲張ってもダメ。じっくりと堪能しよう。