国境越えを終えまして無事カンボジア入りしたわけです。
陸路国境越えでテンションを上げすぎてエネルギー消費し、3時間ほど睡眠を取れました。

ずーっと続く道は、なんにもなくて、途中まだ道路になってない砂利道もあった。
そのうち外灯も全くなくなって真っ暗闇。
出発からはや15時間経過。現地時間22時前。
今晩の宿決めてない。
そのまえにまだシュリムアップについてない。
不安で目がギンギン。外の光は全くないけど目がギンギラ。
安定の目の冴えっぷり午後22時@カンボジア
一人旅を重ねたところで新しい土地にいけば、それなりにどうしよう症候群になってしまうのもつかの間。
まぁ着いたらトゥクトゥクのおっちゃんに聞けばなんとかなるかな。
(安定の学ばなさ。)
この日は12月30日の超ハイシーズンということも忘れ、バスターミナルに到着。

予定通りトゥクトゥクのおっちゃんに安宿街まで連れてってもらった。ほんと地球の歩き方様様。貴重品レベルの重宝の仕方。
「国道6号線をまっすぐね!」
この時すでに23時。
もう一度いうと、今夜の寝床、未定。
もう一度いうと、年末年始12月30日の超ハイシーズン。
バックパッカーに大人気のタケオゲストハウスなんて、鼻で笑われて返されてしまい。
その横の宿も、今更?と言わんばかりに満室よん。と言われ。
いったん冷静になる。
あれ、そうか、今、年末年始だったか。
国道6号線のガンガン通ってた車の数も少なくなり、とり残されてゆく感じが膨張。リュックサックの女ひとり。
はて、この国道はどこまで続くのでしょう。
カンボジアの年末はなんて温かいのでしょう。
そういえば、トゥクトゥクのおっちゃんはどこに行ったのでしょう。
そして……
私の宿はどこなのでしょう。(嘆)
いったい何度、野宿疑惑を体験したら気がすむのやら自分やれやれ。
ってことで、様々な宿を回った。


そして私を見捨てなかったクロマーヤマトという宿が、ドミトリーなら一つだけベット空いてるよ。と言われる。
もはや神のお告げ。やっと寝床決まった。
ちなみに壁とベットがあれば私は後はなんでも良いのだ。
宿泊料なんと2ドル。3日泊まっても240円ぐらい。
日本でハーゲンダッツ1個買うのと、カンボジアで3日泊まるのがほとんど変わらない。やば。
なんて良心的なゲストハウスなのでしょう。
余談だけど、翌日に謎のシャワーの断水事件が起こった。
「今日断水らしいよ。原因?わかんない。」
と同じ部屋の人に教えてもらう。
ちなみに、そんなことで動揺するような性格の人は宿にはいないのだ。
みんな当然のごとく快く受け止める。
恐らく日本でいう、「あ、教科書忘れた。見せて。」ぐらいの頻度なのだ。
(勝手に決めた。)
とりあえずみんなで解決策を練り、
水道水をくみながら風呂場に持って行ってお部屋のみんなで助け合った。
なんか、いい思い出。

カンボジア探索はじまります。
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