さてさて、初日にしてタクシーぼられて
置き去りにされたのは12時ごろ。
無事にバスターミナル会社について
バナウエ行き夜行バスチケットを購入できたのは
なぜか17時ごろ。
実質、5時間迷いながら歩き続けた。
でもなぜか辛くないのが不思議。
普通に歩くわけじゃなく
ちょこちょこ遊んでたからね。
みんな写真大好き!
『photo!photo!!!』
って追っかけてくるぐらい。
撮っては見せ撮っては見せ
本当にこのまま一日終わってしまうんでないかってぐらい飽きない。
無邪気な子供たち。
フィリピンの生活感垣間みたり。
そういえばこの道はどこだったかなあ。
そんなこんなで22時までも
同じように街散策して、
夜中にバスターミナル。
中はこんな感じ。
ちょっと危なっかしい雰囲気ね。
ここから本当の横地の死闘が始まった。
到着一日目の夜。
日本の夜行バスと違って快適とはお世辞にも言えな…い。
なにしろカバンは手元に持ったままだからおちおち寝てられないし、
なにより…
エアコンがめちゃくちゃ寒い。もうそれは異常なほど。
消したりとか、風量とか調整できまてん。
みんなジャンパーとかを何枚も重ねて包まってるのに、
そんな大荷物いらなーいってゆう謎のポジティブシンキングがもれなく裏目に出てしまい、
それはそれは薄っぺらい毛布一枚で臨んでしまうのであった。
フィリピンで大の苦手な寒さとは無縁だと思ってた勉強不足。ちーん。
これはまだ序章に過ぎなく。
バスが発車するも『後悔』の一言以外なにも思い浮かばぬ。
寒すぎて寒すぎて寝れない。
もうそれは、生涯忘れることない悪寒レベル。
前後左右、足元手元見ながら
エアコンの風がどっから出てるのか、
そして、どのようにしてこの直撃冷凍エアコンから少しでも肌を逃せばいいのか、試行錯誤していて。
目が合った隣に座ってるイケてるフィリピン人が
「寒いだろ?これ、俺のだけど使いなよ。」
って毛布を貸してくれる。
………………こともなく。
乗客全員
自分vsエアコンで戦闘中。
深夜2,3時ぐらいは泣き出したくなるぐらい寒い。
無理やり寝たり、休憩時間にすぐさま外飛び出てあったかいコーヒー買ったり。
完全に思考力低下してしまった私は
何を思ったかiPhoneで日本のラーメンの写真とか見て脳に催眠をかけ出す。(完全なる最終手段)
もうこれは…催眠法しかない。
脳内お味噌汁とか100杯ぐらい作ってた。
朝方に思う事といえば、
【これを乗り越えたら世界遺産これを乗り越えたら世界遺産これを乗り越えたら世界遺産…(エンドレス)】
もう忍耐力の上がり方といったら。
日本では味わえません。
そうして朝方げっそりしながらバナウエ到着しました。
でもね、降りた瞬間、そんな苦行も忘れるぐらいの絶景が待ち受けてた。
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