台風一過を思わせる晴天。
これぞ撮影日和。

いい事しか起こらなそうと
思わせるような、晴天。



晴天。



こんばんは、横地です。



晴天の神は私に出逢わせた。


東京ってタクシーがとってもおおいよね。

めまぐるしくも循環するタクシー。
手を挙げたタイミングによって、
その決定された一台に乗車する。

一つの移動手段。
あるいは一つの出会いのではないかと思います。





さてさて、
(´・_・`)


今回の事件現場は六本木から代々木まで
そう、およそ5kmにも及ぶこの道。


場所は………






そのまさか、


そう、


タクシー内。






正午過ぎ、六本木でタクシーを拾い
寺村さんと横地はタクシーになんなく乗車したわけです。


ここまではいたって、普通でした。


運転手さんが道を知らない云々など。
そんな甘っちょろい話ではありません。








「代々木駅までお願いします。」


「代々木駅ね、はいー。」














全てはこの一言から始まった。











寺村さん「昨日台風すごかったですねー。」


気さくに運転手さんに話しかける寺村さん。


運転手さん(以下U)
「……。」



寺村さん「運転手さん?」



U「あーえっ?!はいしゃい!
あー昨日はすごかってでひゃ~。よおしらんのべーでかなあ~。」




この一言で気が付いたのだ。
この運転手さん、方言が半端ない。







例えるならそうだな、




某局の日本一周●ーツの旅にて
第一村人に出会い、まんべんの笑みで言う



「ありゃ~あんちゃら東京からきたっぺが~
こんむらにはなんもにゃ~べさよ~
まあたのしんできんひゃ~」



の、




もっと語尾が聴き取りにくい版。
(ドーン音響お願いします)







(´・_・`)




U「お仕事はなにしてなしゃるんで?」


寺村さん「一応美容師として働いてます、」


U「あーそうでっか、美容師さんなんちゃー仕事たいへんでしょお、体がつづかんもんなあ、まいにちば~なんじかんぐらいはたらくんじゃい?」








寺村さん「お店は10時~夜の11時ぐらいまでやってますねえ」


U「えっ?!10ずから、11ずまで働くのでじゃ~か?いまは労働がきびしいからのーうしっしっしっダクシーなんかも3回やすみとらにゃーいげんし、稼ぎたいひとにとっちゃ難しいけーねー、」








寺村さん「いや、一応シフト制なので、時間別れて…」



U「あぁああ~やっばそうでねぇとやってられんばなあなるほどシフトでてきとるんとやっばりタイムカードみたいの押しんながらも仕事しなきゃやっとらんとね。うひゃひゃひゃいまは労働法がほんもうるせえみたいだヒャー」

※喋り方に関しては一切盛っておりません。



横地が聞き取れたのは
全体の4割弱ぐらいです。


本日のタクシー内メーカー
★聞き手話し手 運転手さん97%

★答え手(むしろ新しいカテゴリー)
寺村さん 2%

★空気手(むしろありえないカテゴリー)
横地 1%








寺村さんはとゆうと、さすが
接客業といいますか。

聴き取りにくい質問を
言葉巧みに返し会話は成立していた。






その矢先…



運転手さんから思いもよらぬ
刃が突き付けられる…
















U「どげの美容師さんなのかい~?
おみせの名前はなんちゅ~んや、」



寺村さん「Noz(ノズ)です」



U「んん?……


……の…ぶ?」
(新手の奥義とみた)




(´・_・`)(´・_・`)(´・_・`)





寺村さん「ノズ!です(´・_・`)」



U「あひゃひゃひゃひゃひゃ~ああ
ノズねえ!」
(自分の聴き取りミスに爆笑)









U「でも、いまはやしいカットとかもあんでね、あのー1000円とがね、
やっぱしあの床屋さんは腕がわるいとかす~ぐ広がるだ~ねえ。やっぱ安いとごにいってしまうお客さんがおおいんでねーが。」


彼はひるむ間もなく直ぐさま話題
提供してきます。
更なることに脈絡が全くつかめません。




(°Д°最強運転手、ここに参上。




寺村さん「そーですねえ、1000円カットとかもある中、
高い料金を出してでも来て頂けるお客様に
本当に綺麗にしなきゃって気持ちも高まります。」


U「うひゃひゃひゃひゃひゃあああ~そーりゃてーへんだにゃー。」
(寺村さんの誠実なる回答になぜか爆笑)





(´・_・`)








タクシーっていつもは気付くと到着するのですが、
今日に限って道がめちゃめちゃ混んでました。







寺村さん、横地、運転手さんの
(たまにくる)無音を紡ぐのは……






そう、他の誰でもない、、





まぎれもなく、、、



運転手さん(出身不明)


(°Д°最強運転手、ここに参上。(2回目)







U「お店のおぎゃくさんの年齢は若い人がおおいべなあ~?」



寺村さん「いや80才ぐらいの方から、小学生までいらっしゃいますよ」


U「芸能人とかもくるでかね~?」

寺村さん「あー…まあそうですね、六本木なので…」



U「あそこは奥行きがひろいんけえねえ。フロントのねえちゃんもいっぱいいるんとこよおみるんよなあたいへんなああひゃりゃひゃ入り口から奥行きがひろいんでねいが?」



寺村さん「スタッフも90人ぐらいいるもので…」



U「あうええええい?!
あんながに90にんもいるんがい?
やっば、おっおおお、奥行きがすごいんなあ」
(なぜかNozの奥行きをゴリ押しする運転手さん)






寺村さん「えーと、二階もありますね。」
(あひゃひゃみたいな反応なので略。)







極めつけはこちら


U「美容師さんなるにゃ~どうしたらいいんけ~ね??」







………ほんとは、
(´・_・`)美容師志望なんですか?








とは、聞けなかった横地でした。






私達が降りる時のまんべんの笑みと

しとやかに横目で確認した運転手さんのその名前を






忘れる事はないだろう。






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