出入口に近い
ぴくあぷコーナーに
『左岸』があったけど
厚い本を読めない病気のアタシは
一度手にして、また置いた。
フラフラしていると
江國さんの薄い本があった。
それも数冊。
次から次へと5冊
あさぬまバッグに入れる。
イチバン惹かれたのは
『ふりむく』
あの、
松尾たいこさんが、絵。
21の松尾さんの絵に
21の江國さんの言葉。
ほんの4~5行のものから
長くても10数行。
江國さんの言葉は
松尾さんの絵の中の一色で
やさしく印字されている。
あとがきによると
江國さんは
松尾さんの絵に出会って
その絵を雑誌から切り抜いて
飾っていたそうです。
のちに
短編集をつくったそうですが
お互い、好き同士が
絡んでゆくのって
ステキすぎます。
同じくあとがきに江國さんは
作家が物語を
「生みだす」
のではなく
物語は
「見る」
ものだそうです。
それを文章にするんですって。
あー。
アタシも
この本を切り抜いて
机の前に飾りたい。←NGデスッ
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空が高かったころ/松尾 たいこ

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