ゾロメをかくよ。-image.jpg

出入口に近い
ぴくあぷコーナーに
『左岸』があったけど
厚い本を読めない病気のアタシは
一度手にして、また置いた。



フラフラしていると
江國さんの薄い本があった。
それも数冊。


次から次へと5冊
あさぬまバッグに入れる。


イチバン惹かれたのは
『ふりむく』


あの、
松尾たいこさんが、絵。


21の松尾さんの絵に
21の江國さんの言葉。


ほんの4~5行のものから
長くても10数行。


江國さんの言葉は
松尾さんの絵の中の一色で
やさしく印字されている。



あとがきによると
江國さんは
松尾さんの絵に出会って
その絵を雑誌から切り抜いて
飾っていたそうです。


のちに
短編集をつくったそうですが
お互い、好き同士が
絡んでゆくのって
ステキすぎます。


同じくあとがきに江國さんは
作家が物語を
「生みだす」
のではなく
物語は
「見る」
ものだそうです。
それを文章にするんですって。


あー。
アタシも
この本を切り抜いて
机の前に飾りたい。←NGデスッ


ふりむく/江國 香織

¥1,365
Amazon.co.jp

Presents (双葉文庫)/角田 光代

¥600
Amazon.co.jp

空が高かったころ/松尾 たいこ

¥1,260
Amazon.co.jp

左岸/江國 香織

¥1,785
Amazon.co.jp

右岸/辻仁成

¥1,785
Amazon.co.jp