パンダの空


時々さ、
オノレの非力さ、無力さを感じたりしない?

そゆ時、
アタシは大声で歌ったりするんだけど。

愉しい曲を歌えば歌うほど、
哀しくなるのは何故でしょう。不思議。



毎度のコトじゃないけれど、
ミマイ後のアタシはぐるんと背を丸めて歩いてることに気づく。

なんだか、イケナイコトをした後のように。




ビョウインの近所にあった《空室》の赤い文字。
《空》の字がパンダに似てた。