点滴をして、いよいよ15時になったら手術室へ移動します。自分のこの足で、手術台へ。我が子は生まれてから何回か手術をしていた。子供なのでベッドにのって連れて行かれていたけど、不安だったろうな。
手術室に到着、見たことのある大きくて銀色でライトがたくさんついている照明が真上にどーん!手術台に、乗ってくださいねと言われる。すっごく怖くてドキドキしていた。
寝転がり、右手は点滴、左手は血圧、麻酔科の先生が来てくれて、まずはふらふらする薬入れますのでふらふらしてきたら教えてくださいー、と。でもいまいちよくわからず。その後では、麻酔入れますねー。
そこからはもう、身を委ねるのみ。何回呼吸したら意識がなくなるのだろうか。次の瞬間はどうなってるんだろうか。眠りについて起きた時も、その間のことは覚えてない、夢をみてる場合だけ時間を感じるけれど麻酔はどんな感じなのだろうか。すっごく不思議だったこと。
多分3呼吸したくらいで、
意識はとんで、
次の瞬間は、病室に運ばれる時だった。ごろごろ運ばれる音、「目醒めましたかー?」という看護師さんのハキハキした声、自分の第一声はなんなんだろう、とりあえず覚えているのは「ありがとうございます」だった、でもその前に自分でも覚えてない何かを言っていそうだが、それはわからずじまい。
いきますよー、といってベッドに移されて、酸素マスクをつけて、今何時かな?と思って時計を見ても、うつろすぎて時計がはっきりはよめない、多分17時はすぎている、予定通りの2時間くらいかかったのかな。
うつらうつらな状態で、苦しかった。眠くて眠くて寝てしまうけど気がついてちょっと起きると息苦しい、なので不快感がなかなかだった。落ち着いてきたのは20時頃だった。術後3時間くらいかな。
意識がはっきりとしてきて、ちゃんと起きた感覚に。
携帯に旦那からのメッセージを確認し、スタンプで返す。
麻酔中に尿管の管を入れていたところは全くなんの違和感もなく、翌日抜いた時もスルッと抜けた。喉に挿管のチューブがはいっていたということで、喉がいがいがする。風引いたときみたい。後で、喉痛にきく漢方薬をもらった。
そこから夜中三時までは爆睡し、少し携帯いじりつつ、また翌朝まで眠る。
朝いちで看護師さんにお腹の痛みどうですか?と聞かれる。寝ている状態では全く痛くなかった。痛み止めも点滴から入っていたので、それもあるかもしれない。夜中にガスも出ていた。なかなかに絶好調かもしれない。お腹も空いていて、朝食をたべた。コーンスープ、おかゆ、ヨーグルト、それに白身魚とか野菜もついてて、固形のは少し食べた。ちょっと食べすぎた気もした、、。案の定昼ごはんは全くうけつけなくてちょっとしか食べなかった。