く寒い冬なのになぜいつもおトキは裸足でいるのだろうか。そして主題歌の足袋画像の謎について。考えてみた〈考察〉


おトキちゃんが、寒い松江の家の中で裸足でいるシーンが多いですね。そこで私は、彼女がなぜ裸足でいるのかを考えてみました。すると、驚くような真実が見えてきましたので、ぜひブログでお読み下さい。

①仕事内容の機能性(水仕事が多かったこと)
おトキちゃんの主な仕事は、家の中の拭き掃除、庭の掃き掃除、お風呂焚き、食事を温め、お茶を出す等。
もちろん、華道、茶道、先生が困らないような声かけも彼女は頑張っていますね。

例えば、お風呂焚きの際にもお釜の中に入ってお釜を洗うため、裸足でなければできません。お風呂沸かすための薪割りは、おそらくなかっただろうと思います。
また、畳を汚さないためには裸足の方が拭きやすかった。畳の上は、神聖な場所と考えられていた。






②家の構造上のため
①に関連しますが、炊事場の上は土間になります。土間を足袋で歩けば畳が汚れるので、いつも下駄を履かなければなりません。そのためには、足袋をいちいち履くよりも裸足の方がすぐに下駄を履きやすかったに違いありません。




③経済的な理由
当時も足袋は大変高価なものであり、借金を返す為に彼女は足袋を買うのも倹約していたのでしょう。

④精神的な理由
裸足で自然と繋がることによって、神や精霊への信仰に近づけるという考えは、古来からあった。彼女は神話やむかし話に通じていたので、そうした古来からの考えや言い伝えを信じていたとも考えられる。




⑤江戸時代からの名残り
江戸時代には、真冬でも裸足でいる風潮がありました。それが流行りだっ説もあるそうです。それらは、浮世絵の中に残っています。

詳しくは
https://otakinen-museum.note.jp/n/ne1b20b52b7e1

⑥演出上の効果
おそらく、リヨさん等は、客人なので裸足では現れない。しかし、おトキがあくまで女中であり、働き者である印象を観ている我々に印象づけるために彼女は裸足でいるのです。身分の差も我々に印象づける効果があるのでしょう。

以上、考えてゆくと、ばけばけ主題歌の途中に二人の足袋だけの一枚の存在の意味がわかってきました。二人の足袋は、二人が成功して、おトキさんが足袋が履ける人物になってゆくという意味合いでしょう。あの不思議な足袋の映像の意味もそう考えると解けてきました。そのために、おトキが今はまた裸足の人でいる必要があるのでしょう。









以上のような理由を推測ですが考えてみました。いずれにせよ、しじみ売りで長年鍛えているおトキさんにとって、裸足でいることは、大して苦労ではなかったと思われます。私の推測なので間違っていたらすみません。画像は、AIにいろいろ注文したら作成してくれました。

ついでですが、書いている私も、冬の今も裸足で平気です。外から帰ると裸足の方が快適なタイプです…。笑

お読みいただきありがとうございました。ブログはあまり書いていませんが、ブログにイイね、フォローをぜひお願いできたら幸いです。

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