最強のチームワーク

岡山パリ祭までとうとう、あと一週間になった。昼の部も夜の部もお陰さまで完売。
あとは開演を待つばかり。

この1年、少し長かったかもしれない。写真は2022年6月の岡山パリ祭メンバー。まだコロナ真っ只中だった。実は、この時に岡山パリ祭は翌年より独立独歩的な道を歩むことをあみさんより告げられた。その後、東京リハーサルスタジオの片隅で私たちは、この写真を写した。



内心、不安な想いもあったが、私たちは、成功だけを信じ、連絡を密に取り合い、意見を出し合った。
私は、かねてより自分の胸に秘めていた自分の夢を彼女たちに話した。私は、実は、岡山でシャンソンのコンクールを開催することを、ずっとずっと前からしたいと思っていたの。
と話した。皆がどう答えてくれるか、あまり期待もせずに、自分だけが胸に秘めていたことを。

すると、驚きだ。えっ、コンクールですか、素敵ですね、やりましょう、やりましょう。なんて素敵なことでしょう。と皆が言った。
えっ、本当に?

それまでは、私の胸の中に留まり、実現することはいつになるのかわからなかったようなことだった。それなのに、彼女たちは、やろうやろうとそれが実現するように動き始めた。そして、それは、オーディションという形だったが、見事に実現したのだ。無論、私たちだけの力ではなく、古市達也新プロデューサーと岡山パリ祭実行委員の方々の献身的な支えがあった。


しかし、それを、半年で立ち上げ、実現させ、
そしてこの度、10月28日の岡山パリ祭において、岡山パリ祭オーディションの受賞者をいよいよデビューさせることまで出来るのだ。



その時、私が皆にぽつぽつと話したもう一つのことがあった。私は、そのコンクールに、シャンソンのドレスを作り、競うような、ファッション部門も作りたいと思っているの。
という思いつきだった。それは、岡山県や倉敷市は古くから繊維業が盛んであること、そして服飾関係の専門学校がたくさん存在する地域であるということから、これも、近年、出来たらよいと考えていた夢の一つだったからだ。

そして、そのことは、今回メンバーの大滝善子さんが、そのアイディアを発展させて岡山パリ祭の中で実現して下さった。地元、倉敷市立短期大学服飾科と企業、(株)ショーワSHOWAのご協力を取り次いで下さり、この岡山パリ祭の舞台で、私たちが着用するドレスを倉敷デニムの生地で彼女たちのオリジナルデザインの創作ドレスを作って下さる、という形で、それもこの10月28日の舞台の上で実現、そして披露することになるのだ。



もし、私が、自分の思いつきや夢を自分一人の胸にしまったままだったら、岡山パリ祭オーディションのこともデニムファッションコラボも、なかったかもしれない、と思うと、皆に話してよかったなと思う。

そして、岡山パリ祭オーディションを開催したことによって、こんな風に、夢を実現することを、みんなも待っていてくれたのだ、ということがわかったのだった。私の小さな思いつきや夢は、実は、みんなの夢と同じことだったんだ。繋がることだったんだ。それが本当にうれしかった。



私は、今まで、一人で胸に秘めていたことを彼女たちに話して、彼女たちは、どんどん実現してくれる。頼もしい最強のチームワーク。そして、長年パリ祭を率いて下さるネオ・ムスクさんのご協力もある。勿論、岡山パリ祭実行委員長のあみさんがどんなにこの岡山パリ祭の成功のためにご尽力されたか…皆で表彰しなければならないほどだった。

私は、石井好子さん、木原光知子さんの時からの一番の古株の存在になり、岡山パリ祭30年となってしまったけれど、考えや情熱だけは、常に人一倍持ち続けようと思う。




岡山パリ祭2023、まもなく開幕。
豪華なゲスト、オーディション優勝者の歌唱、デニムはどんな衣装だろう。楽しみなことばかり。
チケットは完売ですが、中庭マルシェは参加出来ます。ご声援を心より、よろしくお願い申し上げます。





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