今日はカトリーヌ・ドヌーヴさんのお誕生日です。

Joyeux Anniversaire, 

Catherine Deneuve.

1943年10月22日パリ生まれ。今日で78才になられました。




カトリーヌ・ドヌーヴさんといえば、なんといっても、1964年の映画「シェルブールの雨傘」ですね。ジャック・ドゥミ監督、ミッシェル・ルグラン作曲。この映画で傘屋さんの娘さん役を演じられました。



傘屋さんの娘さんの初々しいシーン



映画のポスター


ギィとジュヌヴィエーヴは、とても愛し合っています。しかし、ギィは戦争に行かなければならない。
ギィは、僕が帰るまで待って、と言うのに、2年も待てないわ。この美しい名場面の曲を書いたのが、ミッシェル・ルグラン。
ジャック・ドゥミ監督のセリフとミッシェル・ルグランの曲、この美しさが、永遠の不朽不滅の名シーンと名画を産み出したのです。



ギィとの別れのシーン。

そして、ジュヌヴィエーヴのお母さんに泣き崩れるシーン。


ジュヌヴィエーヴは、戦争から帰ってくる恋人を待つことが出来ずに別の人と結婚をしてしまいます。


そして、何年か経って、雪の降るシーン。ガソリンスタンドで偶然に
彼を見かけます。
テーマ曲は、永遠にセリフの代わりに戦争、二人の愛の悲哀さを語り続けるのです。


もう何年もこの映画を見ていませんが、なんと素晴らしい映画だったろうかと思います。


シェルブールの雨傘
Les parapluies de Cherbourg

 Paroles :Jacques Demy 
 Musique:Michel Legrand

1964年、ジャック・ドゥミー監督により、カトリーヌ・ドヌーヴ主演でフランスと西ドイツ制作の映画。セリフも全てに音楽がつけられたミュージカル映画で第17回カンヌ国際映画祭のグランプリを受賞。
シネマウィークにはリュー・デ・パラプリュイ〈雨傘通り〉も出現するそう。シェルブールはフランス北西部のとても小さな港町。






カトリーヌ・ドヌーヴは、その後も、昼顔では、全く違う悪魔的ともいえる妖艶な演技力。とても官能的で驚かされました。







そして、1972年、アラン・ドロンとの競演。
「リスボン特急」フリック



先日、お亡くなりになった
ジャンポールベルモンドさんと




カトリーヌ・ドヌーヴさんは、
実に100本以上の映画に出演されました。


そして2019年、70歳を越えて、是枝裕和監督の元、制作された「真実」。



年齢を重ねても、ますます美しいカトリーヌ・ドヌーヴさん。





ここで、私のことを少し…
私は、フランス映画とミッシェル・ルグランの曲が本当に好きで好きで、美しいメロディを損なわない様に、そして映画の名シーンが蘇るように日本語詞をつけて歌っています。
ロシュフォールの恋人たち、シェルブールの雨傘も訳詞しています。


「ロシュフォールの恋人たち」の中の「マクサンスの歌」を1枚目のアルバム「愛のよろこび」に入れました。





2枚目のアルバム「百年の愛」には
「愛と哀しみのボレロ」
フランシスレイの」パリのめぐり逢い」




3枚目のCD
愛しかない時には、
「シェルブールの雨傘」を収録




3枚共、大好きなフランス映画の主題歌を歌っています。是非聴いてみて下さいね。↓↓

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カトリーヌ・ドヌーヴさん、本当におめでとうございます。これからも、ご活躍とご健康を祈り続けています。

écrit par Yoko Hara
文 原 洋子