職場で読んでいた医療雑誌に気になる記事がありました。
今、メディアでも取り上げられている「線維筋痛症」について、内容を要約しますね。
線維筋痛症は、大脳辺縁系に病変部があると考えられています。
中心症状は、全身の広範囲な慢性疼痛(3ヶ月以上続く疼痛)および解剖学的に圧痛が明確な腱付着部の痛み。
とても痛くて辛いようです。
また、この疾患に特徴的なものとして、
疲労感などの身体症状
(これは9割程の患者さんに見られる)
入眠障害、中途覚醒
抑うつ気分
発症の引き金として
外因性→骨折、手術、インフルエンザなどの
ウイルス感染
内因性→離婚、死別、解雇、経済的困窮、
家庭内暴力
があるそうです。
患者さん背景は、40歳から60歳台で男女比は1:4で女性が多い。約5%は小児で女児に多く、不登校の一因に線維筋痛症があるようです。
また、性格として、几帳面で完璧主義、悲観的、「〜しなければならない」という強迫観念が強い人が多いそうです。
治療は、まず患者さんの痛みを認知することから始めるようです。
過去の辛いエピソードなど怒り、憎しみ、後悔などマイナス感情をヒアリングする
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痛みの数値化
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痛みの共有
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治療に前向きな姿勢
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薬物療法
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痛みの数値化による薬効評価
と進めていくようです。
また、疲労感の改善に睡眠の確保のために
睡眠薬の処方がされることもあるようです。
緑の文字の部分に、バッチフラワー レメディを利用すると線維筋痛症にも役に立つのではないかと思いました。
以上、薬以外にも治療に役立つものがあることを患者さんたちに広めたい薬剤師からでした。