祖母の思い出5 | ひよこぶたのブログ

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前に書いたように 私は生まれてすぐ

祖母と叔母(母の姉)と暮らしてた。


私はおばちゃんが大好きで

いつもおばちゃんの、腕枕で寝た。


そんなおばちゃんは病弱で酷い喘息もあり仕事したり、家で寝込んだりを繰り返していた。


私が幼稚園に上がった春に

おばちゃんは突然亡くなった。

その日幼稚園の遠足で、運動場に集められ母と並んで説明を受けてた時、

何やら中腰で近づいてきた人と母が話し

私達は園の外に止まってた父の車に乗り込んだ。


説明されたが幼い私は「死」というものがピンとこなくて


家に着いたら亡くなったおばちゃんの傍で、今まで見たこともないように号泣する祖母に圧倒され、本当はよく解ってなかったと思うが私も号泣した。


家の坂を上がるとき

私の鼻に、モンシロチョウが止まった

母が「おばちゃんだね」と言った。