久々映画 | ひよこぶたのブログ

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なんとなく気になってながら見逃してた映画
楽園 観ました。

またモヤモヤするものを観てしまいここ数日頭のなかではんすうしてた。

そしてこの話が実話の事件をもとにしてると知りその事件を調べたり。


いやー  なんというか人間の中にあるいやーな部分をまざまざと
見せられたというか 

ここからはネタバレ含みます。

一番考えたのは 田舎の温かさの裏に潜む村社会の恐ろしさ。
そこにあるのは個人個人の繋がり 信頼関係より
歪んだ連帯性 ひとたび不信感持たれ それが不条理でも村八分
そして陰湿な排除へとむかいひとりを追い詰める様はホラー。

現実としてある移民問題 彼らが群れるのもわからなくない。
都会のほうが生きやすいかもね。助けて!助けて!ってカタコトの日本語で
演じる綾野剛見てたら本当苦しくなった。


杉咲花演じる少女の 罪悪感 ほんの少しのささやかな心のさざなみみたいなものさえ打ち砕く現実。

それでも生きると言いきった彼女に少しスカーレットオハラを感じ
いや違うか でも 

人間をまた改めて考えさせられる映画でした。