少しの時間(母が銀行行くとか)お店番することもあった。
ある日外国人多分アメリカ人が 乾電池かなんかを買いに来て
全く日本語が喋れない若い男の人で子供の私は必死に対応した覚えがある。
あと いかにもチンピラ的な兄さんがビデオが壊れたと持ち込んできた。
すぐ父か母が戻り対応したから助かったが
大股開きで座りオラオラ調に話す兄さんは子供にはそれだけで怖かった。
そしてあるとき 私と母が店にいたとき制服の警察官が来て
なにやら近くで強盗があったから不審者見なかったかとか気をつけるようにと
いうような事を言って行った。
それから数日後 うちの店も泥棒にあった。
店内にトイレはなく裏口を出たとこに共同トイレがあり
(そこは駐車場になっており、共同といってもほぼ私達が使ってた。)
店に一人の時は通りに面した入口ガラス戸を施錠し
裏口から出てトイレに行くけどその時施錠はしなかった。
母が一人の時何時ものようにトイレに行った数分の間 何者かが裏口から
侵入しレジのお金かっぱらったらしい。
当時のがちゃんがちゃんいうレジは子供の私でも操作の容易いすぐ開くタイプ。
今考えたらそんな大金はレジにおいてなかったはずだから
母と犯人が鉢合わせしなくて幸いだったのかも。
そして 店の斜め向かいのマンションにすむ家族 内地から流れてきて
そこんちがテレビやなにやら買ったけど支払いをしてくれなくて困ってるという大人の話を聞いたことがある。多分歳も近い子供が2、3人いるが学校には通わせてないようだ、って話してた。
私はそのマンションを見上げ 学校に行かないで生活してる子供がいるなんて
不思議だったが 当時はまだ法律がゆるゆるだったんだろうね。
店の近くに観光ホテル その下に土産物を売る店を営んでいる親戚がいて
これは多分父方の遠い親戚なんだと思うけど繋がりはわからない。
そこに歳の近い姉妹がいてよく遊んでた。
ある日そこのおじさんがなくなり 父にメッセージを残したらしいカセットテープを 父が店で聴いていたのを覚えている。