レンタルビデオの思い出 | ひよこぶたのブログ

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今は見かけなくなったVHSが普通にレンタルされてた頃
ツインピークスがブームだった時代くらいかな

私が独身時代一番長く住んでた場所に小さなレンタルビデオ屋さんがあって
数は少ないんだけどマニアックな作品とかも置いてあり
なにより そこのおじさんはホント映画が好きなひとらしく
何を聞いてもよく知ってた。

休みの前日 そこでビデオを借り ワインを買って楽しみに帰宅。
記憶が正しかったらその時は映画ではなく DOORSの音楽ビデオだった。

が、楽しみに再生するも 砂嵐のみ。
クリーニングテープしてみてもやはり全く映らない。

試しに他の録画テープを再生したら普通に映る。
諦めて、翌日 返却

その店は夫婦でやっているようで、返しに行ったときはおばさん。
で、別に返金してもらおうとかはなく、ただまた店舗に並ぶとマズイと思い
映らなかった事を伝えると即座に怪訝そうに
「お宅のデッキが悪いんじゃないの?」

ドビックリ 私も が、しかし 確認してみたほうがいいですよくらいは
言ったけど、タイミングよく?駅前に大きめのチェーン店がオープンし
作品数多いし、安いからもっぱらそこを利用するようになった。

一度嫌な思いしたらやっぱ足は遠退くのがサービス業じゃん。


案の定間もなく小さなレンタルビデオ屋さんは閉店

数日後 通りかかったらなんと、婦人服のお店になってて
そこから タバコ吸いながら渋い顔をしてでてきたのは
あの映画好きなおじさんだった。

同じオーナーなんだあ  とレンタルビデオ屋さんからブティックなんて
いきなりだなあって思った。

一度も入らなかった(今でも絶対着ないだろうなジャンルだった)まま
やはり間もなく閉店


すっかり変わってしまったその駅でのいろいろを
牛がはんすうするようになんだか思い出してたよ。