オレンジの季節毎年少しの間だけその薫りに包まれる不思議。何があろうと変わらずやってくるものとはありがたいんだよねそのオレンジに、刻まれた想いでももうどれくらい楽しかったり悲しかったり今思い出すのは落ちた花がたまったところを、掬い上げようとしてなかに虫を発見し ぎゃあぎゃあ騒ぐ幼き日の娘ひとつひとつがちゃんと薫るひとつひとつが思い出