少し寂しいのは自分が選んだ生き方だから仕方がない近所に林檎の木があるおうちがあって今年も実が大きくなったよ。大地に根を張った木は、先祖代々そこで暮らし栄えていく家族みたいだと思う。実が朽ちてもまたそこに新しい花がさいて木は季節をくりかえし生きていく私は綿毛になって遠くに飛んできてしまったからお盆、昔うっとおしいと思った血の繋がりそれでも集まれる場所があるのはいいなと思う。大きな木でも小さな雑草でも物語は刻めるはずだけどね。