「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」

 

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ニコニコ一般的に発達障害のお子さんは、順序だてて物事を成し遂げて行く力が弱いです。

この「順序だてて物事を成し遂げて行くこと」を実行機能と言います。

 

また、まわりからの刺激に弱く、一つのことに集中できない傾向もあります。

このため、遊びが限られてしまったり、不完全燃焼に終わってしまったりします。

となると、達成感や自信が獲得されずに、新しいことにチャレンジすることが苦手になってしまうかもしれません。

 

早い時期に環境を整えてあげることは、のちのち、とても、大事になります。

 

 

クローバーお子さん専用に刺激の少ないコーナーを作ってあげて、遊びの始め、経過,終了を分かりやすく写真などで示してあげると良いでしょう。

終了を理解するために、机の右側に、ダンボール箱などを利用したお片付け箱を置いてあげてくださいね。

これは、TEACCHではワークシステムと言われるものです。

 

何回かお話してきたTくんもSTのスタートはここからでした。

小学校に入学後、授業中に終わりがわからくなり、混乱したため、専用のお片付け箱を用意し、助けられたようです。

 

 

 

一人で最後まで頑張れるようになってきたら、少し難しくしてあげて、援助要求「手伝って」の練習ができます。


 

 

 たくさん、やりとげて、満足したら、おやつのご褒美ですね。昨日、投稿したPECSも試して下さいね。

 

 

 

 

 

まとめ

TEACCHプログラムは50年ほど前に、アメリカノースカロライナ州で、考案された自閉症の方たちの社会的な自立を目指したプログラムです。苦手な点を助けることで、強味を発揮でき、一般社会で活躍して行くことを目指しています。

50年間実践され、その成果は、世界中に認められています。

 

最近では、自閉症にとどまらず、実行機能に課題を持つ他の方にも助けになると言われています。

年齢の小さいうちに、お子さんに、どのような環境調整が必要かを理解し、実践することは、

お子さんが自己肯定感を持って生きて行くために、大切なことだと思います。

 

私も、STの中で、他の発達障害のお子さんにとっても、TEACCHプログラムの有効性を感じています。

ワークシステムで自発的に取り組めるようになった子どもたちは言語の課題にも積極的に取り組んでくれます。

TEACCHプログラムの研修は、言語よりは、ワークに焦点をあてたものです。

言語指導は、私なりのやり方でアレンジして行っています。

 

ニコニコここまで、読んで下さりありがとうございました。

 

 

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