「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
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なかなか、指さしやことばで要求してくれないというお子さん、ペックスによるコミュニケーションは、入りやすいですよ。
私は、STの中で、要求を伝える、選択、文や疑問詞の表出を促すのに時々、使います。
ABAによるカードと物の交換(PECS)です。段階を追うと、下の写真のような感じです。
やり方は、ペックスで検索して頂くとわかります。
PECSのやり方
(1)意味のないカードを貼ります、大人は子どもが好きな物(ミニカーでもお菓子でもOK)を右手に持ち、①を子どもの前に置きながら、
右手に持った物を子どもに見せます。
(2)子どもが物を欲しそうにしたら、「〇〇欲しいんだね、カードをとって」と声かけまたは介助をしてカードを持たせます。
(3)「カード頂戴」と子どもに言いながら子ども左手を差し出し、カードをもらうと同時に右手に持っていた好きな物をあげます。
何回か繰り返すと、ことばのないお子さんでも分かってきます。
①ができるようになったら、➁のように、2つカードを貼って選ばせると、良くて手元を見るようになりますよ。
慣れてきたら、➂、④のようにカードを増やすと、カードしっかり見比べる力も付きます。
自閉症スペクトラムのように、人とのコミュニケーションがとりにくいけれど、見ることは得意なお子さんに、人に何かを伝えるという行動への理解を促すと思います。
ことばがあっても、オウム返しや独り言になりがちなお子さんに、要求していても、相手に注目せず、物しか見ていないお子さんにことばでのコミュニケーションの基本をしっかりと教えられます。
私は、ST指導の中では、ことばで物の要求ができるようになってからも、疑問詞などを教える時に、PECSのやり方をアレンジ使うことがあります。
そのやり方は、また、ご紹介できればと思います。
ここまで、読んで下さりありがとうございました。
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