「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
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小5のAくんは、漢字が書けないということで、STの指導を希望して来られました。
知能検査(WISCⅣ)では、特に、遅れや凸凹がありませんでしたが、STでは持続して課題に取り組むのは難しい状況でした。
学校でも授業中、立ち歩いてしまうとの事。
コンサータを飲むことになりました。
お試しで飲んでみたら、頭の中のざわざわ感がなくなり、行動は落ち着き、イライラも静まるとの事、継続して飲むことになりました。
副作用として有名な食欲不振になりお昼はほとんど食べられないとの事です。
土日や長期休みの間は休薬して、しっかり、食べて、体重の減少を食い止めているとの事。
小4のBくんは、重度の知的障がいのある自閉症のお子さんです。深夜になっても、興奮が収まらず、眠れないという事で、テグレトール
を5歳の時に服用し始めました。
学校やSTでは、落ち着いてきたので、何回か休薬してみましたが、家でジャンプを始めたり、眠れなくなったしたため、断薬は様子見になり
ました。今後も、、医療機関に相談しながら、減薬の可能性を探って行く予定です。
小児が長期間、向精神薬を服用した場合、発達に影響があるのかについては、まだ、データがないのが現実です。
つまり、安全性は確認されていないということでしょう。
できれば、環境調整をして、落ち着いて過ごせる時間を増やして、薬なしか最小限の薬で過ごせることを目指したいというのが、私の本音です。
幼児期に、落ち着いた環境で、過ごせる時間をいかに増やして行くかが大切になるのではないかと思います。
参考文献
こども医療センター医学誌45巻1号 平成28年1月24(24) 児童精神科における薬物療法ー子どもに関わる専門職が知っておきたいことー
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