「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
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Yくんは、現在、特別支援学校4年の知的障害を伴う自閉症です。
指導開始当初は、課題に取り組むためにはTEACCHの2面構造化で視覚刺激をコントロールする必要がありました。
指さしで自分の気持ちを伝えらるようになったYくんは着席して、STと対面で課題にじっくりと取り組めるようになりました。
最近は、写真カードで予定を予告しながら、新しい課題にチャレンジしています。
なお、以前のYくんの指導については、拙ブログ「アンパンが良いんだね」、「言葉を引き出すためにコミュニケーション力を育てよう」及び「TEACCHセンターの研修で学んだこと」をご参照下さい。
ことばでお話する
最近、手元に集中して細かい作業ができるようになってきました。
予定表の2番目の課題は、図面を見ながら指に輪ゴムをはめて行く作業です。
正解が増えてきたので、正解したら、「まる」と言いながら〇のカードを出してあげます。
不正解の時は、×を出すと、自傷が出てしまうので、私の指に輪ゴムをはめて、見本を見せます。
今回はできあがりを見せてくれてから『マール〇』とアピールしてきました
『マール』→「できた」と伝えてくれた気がしてウルウル。
Yくんが言える言葉は、「ママ、パパ、、」です。「ママ、どこ?」と質問すると、お母様を指させるのですが、自分から、ママと呼びかけたことは残念ながら、まだ、ありません。
ことばの理解
集中して注目できるようになったので、今回から、文を黙読し、文に書かれた内容をアンパンマンシリーズの人形を使ってやってもらう課題を入れました。例えば、「アンパンマンがすわる」と書かれていたら、Yくんがアンパンマンを座らせたら正解です。
初めての課題は、負担にならないように、3つだけにしました。すると、ホワイトボードを指さして、もっと書いて欲しいと要求してくれました
楽しい気持ちを育てる
生演奏が大好きになったYくんのために、毎回、リコーダーで好きな曲を吹く時間を設定しています。
「やさしさに包まれたなら」を楽譜をさわってリクエスト、始まると、机をたたいてリズムを取り始めました。
終わって、「楽しかった?」と聞くと、楽しいの手話を返してくれました
おうちで、物の名前を教えてもらって、50音表で名前を指さしながら発声するのが日常になりました。
学校で、50音表を使って、もらうように、お願いしました。
たくさんの達成感を味わって、おかあさんに、「〇〇楽しかった」と伝えてくれるようになってくれたらうれしいですよね!
ネガティブな表現が苦手なYくんには幸せな気持ちになれることばから覚えて欲しいです。
読んで下さりありがとうございました。
イイネやコメントをよろしくお願いします。これからの記事を書くための参考になります。
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