「笑顔と言葉を大切にするSTたつみともこです」
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先日、5歳になる可愛い女の子がおかあ様といっしょに相談に来られました。
幼稚園で仲の良いお友達ができなくて、一人で遊んでいることが多いとの事でした。
理由を聞いてみると、お友達とゲームをして負けると大泣きをしてしまうそうです。
女の子らしく可愛い物やピンクが大好きな子で、お話の理解も大丈夫。
ゲームのルールも理解できています。文字も読めます。
そこで、女の子が、負けても大丈夫なように、次のようなお話を作ってみました。
ゲームをたのしむためのおやくそく
わたしはピンクが大好きな5さいのおんなのこです。
わたしはゲームをするのがたのしいから、すきです。
ゲームはかつこともあるし、まけることもあります。
わたしがかつときは、ほかのひとがまけます。
ほかのひとがかつときは、わたしがまけます。
ほかのひとがまけても、ほかのひとはおこりません。
おこると、ゲームがたのしくなくなるからです。
だから、わたしがまけてもおこらないでやってみます。
こんど、かてばいいのです。
女の子に読んであげると、にっこりとしてくれました。
このお話はソーシャルストーリーと言って、自閉症スペクトラムの人などにルールを分かりやすく説明するためのお話です。
主人公はお子さん自身、お子さんがつまずいている事を肯定的に受け止められるように、このようなお話を作ってあげると、
問題が解決することが良くあります。
参考文献 ソーシャルストーリーブック キャロルグレイ クリエイツかもがわ
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