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「笑顔と言葉を引き出すSTたつみともこです」
ここでは、ボールでできる療育をご紹介します。
赤ちゃんから大人まで、ボール遊びは大好きですね。
私は、お子さんの発達の状態を見たり、言葉の指導でボールを使います。
子どもたちは、ころころ転がったり、ポーンて跳んだり不思議なボールに興味いっぱい。
転がって行くボールを目で追うことができるか、
ボールを隠しても見つけることができるか、
ボールを投げることはできなくても相手に向かって転がせるか、
もし、相手に向かって転がせることができたら、向いあって、キャッチボールができます
コロコロと言いながら転がしたり
ポーンと言いながら投げたり
ボール投げをことばの練習にするには
「ポーン」は、小さなお子さんでも言いやすいことばなので、
ボールを投げながら思わずポーンと言ってしまうみたいです。
「ポーンて言えたね」とほめるのをお忘れなく。
ポーンからボールポンになったら、もう、2語文です。
このボールのやりとりは、りっぱなコミュニケーション
相手が投げるのを「待つ」、交代で投げる、 「待てたね」と笑顔で言ってみましょう
ボールを目で追うのは視覚訓練です、「よく見てたね」とほめるのをお忘れなく。
キャッチボールができるようになったら、発展させてボーリングをしてみるとさらに、ゲームっぽく、なりますよ。
空のペットボトルをピンにして並べればよいのです。倒れたピンを数えて、記録したら、盛り上がりますよ。
ピンをねらってボールを転がすのが難しければ、ダンボールなどでレーンを作ってあげてください。
最初は、おかあさんと次は兄弟もいっしょに参加したら、ボーリング大会になりますね。
参考文献 「高機能自閉症スペクトラム児への動作語指導」 著者 辰巳朝子他 (東京学芸大学紀要)
この論文は、自閉症スペクトラムの人が動作語(動詞)の獲得が苦手なことを調べ、指導方法とその効果をまとめたものです。
5年前に書きました。
読んで下さりありがとうございました。
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