小学校3年生のAくんが、お母様といっしょに、相談に来られました。
2年生までは、家庭で勉強をさせて来たけれど、最近、漢字が難しくなって、Aくんが、家で勉強するのを嫌がるようになったとのことでした。
何回かAくんだけ来てもらって、ボードゲームをしたり、ことばの検査と読み書きの検査をしました。
ゲームの説明書はすぐに読んで理解できました。大きなお金の計算もできました。ことばは、良く知っていて、読んで理解する力はあるのに、小2の漢字も忘れているものがあるようでした。
どうやったら、Aくんが漢字を覚えやすいか、Aくんの得意な覚え方は、何か?ゲーム遊ぶ様子や検査結果、絵や図を書いてもらって、話し合いました。
Aくんは、なぞなぞが好きで、ことばもたくさん知っています。でも、漢字は何回書いても覚えられない、書きたくないと言います。小1や小2の漢字はかなり頭に入っているので、漢字を分解して覚えることにしました。
例えば、安心の安は「うかんむりの下におんな」、世界の界は、「田の下にハを書いて縦の棒を二つ」といった具合です。
Aくんは、文を暗記すること得意なので、繰り返し漢字を書くよりは、分解して覚えた方が覚えやすく、楽しく学習できるようです。
ここまで 読んでいただき、ありがとうございました。
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