5月30日、31日に開催され学会のまとめ2

 

①ナラティブ

ナラティブ(語り)とは、出来事をお話するもので、健常児では4歳ごろから、話せるようになってくる。

 

・「ナラティブアプローチ」 ナラティブを通して話し手の世界に迫り、うつ病にアプローチする「自信がない」「働けない」;オーストラリア

・「ナラティブセラピー」を基にした「いじめ対策隊」→人が問題でなのではなく、いじめが問題という原則に立ち→

加害児童を含む学級児童間の対人関係を通して問題解決する ニュージーランド・アメリカ

 

自閉症スペクトラム児のナラティブについては、「自分と他の人との相互関係を意味づける事が弱い」が指摘されている

→ ・どうやって、自分と他の人との関係を意味づけられるようにして行くのか?;子どものつぶやきを大人が拾い掘り下げる声かけ

                                                  ;大人との共同構成

  ・ナラティブを通してその人の内面性に寄り添う

 

➁生活習慣と脳 東北大学加齢医学研究所所長 川島隆太

10年にわたる小児の脳発達研究

  スマホを一日1時間以上使う子→脳活動↓成績↓集中力↓情動↓

cf スマホ中毒=薬物中毒、スマホ子育て→サイレントベイビー(表情乏しい)